オーガニックコスメのプリマヴェーラ > 香りの旅 > 香りの旅 南チロル高山植物帯の森&プリマヴェーラ本社見学(2012年5月14日~21日)

香りの旅

香りの旅 南チロル高山植物帯の森&プリマヴェーラ本社見学(2012年5月14日~21日)

figure_1


 ミュンヘン最古の薬草店(写真01)


名称未設定-15月15日の朝、まず訪れたのはヴィクトリア―リエン市場に近いドイツ最古の薬草とスパイスの店です。
1887年以来薬草とスパイスについての経験を集め、それをレシピに反映させて販売しています。
NHKでも放映され、ドイツの代替療法の雰囲気をよく伝えています。
朝早くからハイルプラクティカー(ドイツ独特の代替療法の治療士)の処方箋をもったお年寄りが集まってきます。
そのレシピ通りにグラム単位でブレンドして渡してくれます。




ミュンヘンからバスで4時間。ブレンナー峠を越えるともう南チロルです。プスター谷のキーンス教区にあるオーガニックホテル、タウバーに到着したのはもう夕食時。


オーナーのタウバー氏は健康トレーナーの料理部門の訓練をドイツとイタリアで3年間受け、さらにいろいろな講座に参加してホリスティックなコンセプトのホールフーズのレシピを開発しました。
ちなみにこの夜のメニューは大麦とモツァレラチーズの前菜、菊芋のスープ、ハーブチーズプディング、森のベリーを付けあわせた凝乳ムースのデザートでした。


特にスープは絶品!ホールフーズがこんなに美味だとは、一同感激して話も盛り上がりました。日本人の舌にちょうどよい塩加減です。


(写真02                                                                      オーガニックホテルタウバー (写真03)


名称未設定-1名称未設定-1




 16日午前中に、ホテル近くのイッシング村にある「Bergila社」の蒸留所へ。ハイマツの蒸留がちょうど終了したところです。


経営者のニーダーコフラー氏が長年かけて開発した、蒸留の際に発生する熱および植物残渣をエコシステムのなかで循環させ、近隣の村に供給・再利用している取り組みが特徴です。


堆肥として土に戻すのでなく、完全に燃料とするため廃棄物ゼロです。まだ熱いハイマツ蒸留残渣に埋もれたり、手足を突っ込んで、おおはしゃぎでした。


(写真04)                                                                                        ハイマツ・リチュアル(写真05)


名称未設定-1名称未設定-1


 タウバーホテルではこれをトラクターで運んでもらい、木で囲まれた庭の一画で「ハイマツ・リチュアル」を提供しています。二組に分かれ、熱風呂の好きな人は最初に、ぬるいのが好きなグループはその後にハイマツの蒸留残渣に埋もれました。体中から汗が吹きだし10~15分間、蒼穹のもと瞑目すると鳥のさえずりが聞えます。


樹木精油とそのアロマテラピーについて研修に来たのですから、しっかりと学習もしました。アヌサーティ講師の素晴らしいセミナーが午後3-4時間ありました。人間にとって樹木がいかに大切であるかから始まり、各樹木の生態、その精油の効能、成分、使用法について、トータルな内容、独特の語り口と雰囲気で聞きほれてしまいます。
翌日は、「南チロルからのさわやかなそよ風」というテーマで3グループに分かれて、スプレイブレンドをつくりました。樹木のカードをひいてグループにわかれ、それぞれウッディな素晴らしい‘そよ風’ができあがりました。


 




アヌサーティーの植物セミナー(写真06)                           アヌサーティーの植物セミナー(写真07)


名称未設定-2名称未設定-1


(写真08)                                                                                                       (写真09)


名称未設定-1名称未設定 2


17日はニーダーコフラー氏と昨冬雪崩のおきた現場まで登りました。
どうやって高山マツの束をつくって蒸留所まで降ろすか、昨日降った雪のなかで実演してくれました。
昔は馬車で二日かけて村へ降ろしたそうです。次回の‘香りの旅’では、もう一日滞在を延ばせばドロミテ山塊の頂まで連れて行きたい、そこから見るオーストリア側は絶景だからと誘われました。




18日は、PRIMAVERA本社で、フェイスケアの新ライン「カモミールボリッジシリーズ」の研修を受けました。「カモミールボリッジシリーズ」は敏感肌向けに開発された化粧品で、日本では今年の51日に発売になりました。


研修では、なぜ敏感肌になってしまうのか、皮膚と免疫のメカニズムから、その免疫システムに有効な植物はどのようなものがあるのかなど具体的に説明がありました。特に植物のシードオイル、とりわけボリッジシードオイルには免疫システムに有効に働く脂肪酸(γリノレン酸)が多く含まれ、敏感に傾いた肌を健やかに正常に戻してくれるといいます。


また、使用されている精油のカモミールローマンとカモミールモロッコが肌にマイルドに働きかけて鎮めてくれることについても説明がありました。


化粧品の原料についての詳しい説明の後、実際に化粧品を使用してのトリートメントテクニックのデモンストレーションが長短3コース行われました。


(写真10)                                                                                              (写真11)


名称未設定-1名称未設定-2


 

過去のツアー